アニメ「灰と幻想のグリムガル」の全話感想・レビューを毎週更新していく
ここ最近増えている俺TUEEEE系とは一味違う作品です。よくあるファンタジー作品のように無双なんかできません。そんな珍しい作品なので視聴することにしました。
ついでにアニメ「灰と幻想のグリムガル」の感想を毎週書いていこうと思います。ただ毎週長文の感想を1記事ずつ書くのは辛いので、本記事に感想をまとめようと思います。
- 「灰と幻想のグリムガル」とは
- アニメ「灰と幻想のグリムガル」
- 灰と幻想のグリムガルを視聴できるおすすめ動画配信サイト
- 1話感想 ささやき、詠唱、祈り、目覚めよ
- 2話感想 見習い義勇兵の長い一日
- 3話感想 ゴブリン袋には俺たちの夢がつまっているか
「灰と幻想のグリムガル」とは
あらすじは以下の通り。
気が付くと暗闇の中にいたハルヒロは、自分の名前以外を思い出せないことに気がつく。自分と同じ境遇の男女十二人と一緒に暗闇から外へ出ると、そこは全く未知の世界が広がっていた。
この世界「グリムガル」の案内人によって義勇兵団レッドムーンの事務所に連れて行かれたハルヒロたちは、義勇兵となって魔物を討伐することでグリムガルで生きていくことを迫られる。事態を飲み込み率先して冒険に出る同期たちに出遅れ、ハルヒロたちは余ったメンバー同士でパーティを組まざるを得なくなる。各々ギルドに入り、基本スキルを覚えたハルヒロたちはようやく冒険へと旅立つのだが…。
『灰と幻想のグリムガル』は、十文字青によるライトノベルです。先ほども書きましたが、主人公達は冴えず、ファンタジーの世界ですぐに活躍できるわけではありません。むしろいつ誰が死ぬかわからない緊迫感を味わえる作品です。
原作はこちら
灰と幻想のグリムガル level.1 ささやき、詠唱、祈り、目覚めよ (オーバーラップ文庫)
- 作者: 十文字青
- 出版社/メーカー: オーバーラップ
- 発売日: 2013/07/01
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アニメ「灰と幻想のグリムガル」
公式サイトはこちら。
公式サイトには、スタッフインタビューがいくつも掲載されているため、監督がどのような想いで、作品を作り上げようとしているのかを知ることができます。キャスティングの理由も読めるので、公式サイトを見ているだけでも面白いです。
ツイッターはこちら。
灰と幻想のグリムガルを視聴できるおすすめ動画配信サイト
「灰と幻想のグリムガル」を見たいけれども放送されていない、または今まで放送された回を見たいという人におすすめのサイトが動画配信サイトです。トライアル期間のあるサイトは、初月無料で利用することができます。
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では、「灰と幻想のグリムガル」各話のあらすじと感想を書いていきます。ネタバレありです。
1話感想 ささやき、詠唱、祈り、目覚めよ
薄暗い森の中、わずか2体のゴブリンを相手に苦戦を強いられている6人の少年少女がいた。盗賊のハルヒロ、暗黒騎士のランタ、神官のマナト、戦士のモグゾー、狩人のユメ、魔法使いのシホル。彼らには、ほんの数日前、暗闇の中で目覚めてからの記憶しかない。自分たちが、どうしてこの世界――『グリムガル』にいるのか、わけもわからないまま、彼らは見習い義勇兵として歩み始めた。ここで生きるために――。
記憶がない状態から始まった異世界サバイバルアニメです。地球とグリムガル、共通する物の記憶はあるようですが、地球にしか存在しない物の記憶は消えているようです。前情報の通り、地球の知識を利用した俺TUEEEE系ではなく、赤子同然の主人公達が四苦八苦する物語なのでしょう。
初回は特に殺伐とした様子がなく、キャラ紹介に時間を費やしたほのぼのとした展開でした。まあ、初回からハードな展開だと視聴者が引いてしまうので、導入はどのアニメもやんわりと入りますからね。
このパーティーが、今後殺気立った殺伐とする間柄になるのか、それとも異世界クエストを楽しむ展開になるのかわかりませんが、前情報から考えると前者になる気がします。異世界で主人公が活躍するのは、もう数年前から見飽きているので、そろそろ違うアニメも観たいです。緊張感のある展開は、次回以降でしょうか。
2話感想 見習い義勇兵の長い一日
夜。義勇兵宿舎で不意に目覚めたハルヒロは、マナトのベッドが空になっていることに気付く。気になって外に出ると、ちょうど酒場での情報収集から戻ってきたマナトと出くわす。そのまま短い時間言葉を交わし、心の距離を近づけるふたり。そして翌日、ハルヒロたちのパーティは、前回の戦いの反省を活かし、単独で行動するゴブリンに狙いを定め、戦いを挑む。
今回はゴブリンとのリベンジマッチです。ゲームでは雑魚扱いですが、一般人が魔物と戦うのは辛いものがありそうです。私たちの世界で考えると、野犬と戦うようなイメージでしょうか。
また、戦闘になれていないパーティであるため、ゴブリン1体に対しても命がけです。心理的描写と生々しい戦闘の描写は、いままでのファンタジーアニメですね。ただ、公式サイトのスタッフインタビューには、「リアルな方向性だけど、グロテスクな描写はしない」と書いてあるので、グロ要素はなさそうです。
初戦闘後、一番傷ついていたのはランタのようです。理想と現実のギャップに、初めて魔物を倒した感覚が衝撃的だったようですが、街に戻って肉を食べて野良猫と話すことでメンタル面は回復したのではないでしょうか。
今回一番面白かったのは、エンドロールにゴブリン(CV:ゴブリン)と書いてあったことです。どうやらゴブリンという名前の声優さんがいるようですね。
3話感想 ゴブリン袋には俺たちの夢がつまっているか
風呂をのぞこうとしたランタと、それに巻き込まれたハルヒロたち男子に、ご立腹のユメとシホル。元凶のランタが謝罪どころかろくでもない言い訳を口走るせいで、収まるものも収まらず、翌朝になってもパーティの空気はどこか気まずい。しかし、ゴブリンを倒さないことには、持ち金はすぐ底をつく。一同は狩り場へと向かうも、狙い目のゴブリンがなかなか見つからず、収入がゼロの日が続いてしまい──
前回の終わりに風呂を覗いてしまい、女性陣と男性陣の仲に亀裂が入ってしまいました。ギャグアニメならすぐに流して終わりますが、現実なら警察ものです。そんなわけでギクシャクしていましたが、時間をかけて修復していくようです。
今回は、ゴブリンの狩りに少しずつ慣れていく話です。自分たちの力量を把握して、ゴブリンの寝込みを襲ったり、単独で過ごす敵のみを狙ったりとパーティの成長が垣間見れます。これから、ゴブリン以外の敵も狩っていくのでしょう。
ふと思ったのは、ここから話がどう膨らんでいくのでしょうか。考えてみると大目標がないため、グリムガルでの生活が安定してきたら、次は何をするのでしょうか。このパーティは優秀ではないため、グリムガルからいち早く脱出するように思えませんし。
もしかすると、ただグリムガルに順応した主人公たちの様子を見守って終わりですかね。このスローテンポだとあり得るのが怖いです。
以下、「灰と幻想のグリムガル」の感想を視聴次第更新。
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